山口市幸町 耳鼻咽喉科|ひまわり耳鼻咽喉科クリニック

スギ花粉症 舌下免疫療法

スギ花粉症に対する舌下免疫療法の治療薬(商品名シダトレン)が、10月8日に発売されました。

 

当院では10月中旬より治療を開始しております。

 

花粉症の患者さん全員が適応になるわけではありません。
当院では
12歳以上で2週間に1度通院できる方(2015年10月中旬以降は1ヵ月に1度で可)
血液検査でスギ特異的IgEが上昇し、スギ花粉の時期に鼻炎症状が強い方
舌下免疫療法の確認事項について、理解していただいた上で同意をいただいた方
を対象とさせていただきます。

 

治療の流れ

 

来院1回目
まず、診察をさせていただき、治療ご希望の方には概要を説明致します。
治療を希望された場合には、適応を判断するために、血液検査と鼻汁検査を受けていただきます。

 

2回目
検査結果を基に、治療適応の有無についてご説明致します。
治療適応があり、希望される方は、初回治療日(3回目受診日)を決めさせていただきます。
シダトレンのパンフレット、チェックシートをご説明の上、お渡し致します。

 

3回目
初回治療日(3回目受診日)は、30分間以上の経過観察が必要となり、平日15時30分までに予約受診していただきます。
サインいただいたチェックシートを持参していただき、治療に同意していただきましたら、体調を確認の上、シダトレンを処方します。

 

一度会計をしていただいた後、近隣の薬局でシダトレンを受け取っていただきます。
再度、来院していただき医師の診察のもと舌下投与します。
投与後30分は院内で経過観察が必要です。
問題なければ帰宅していただき、翌日からはご自宅での投与となります。

 

 

 

スギアレルゲン免疫療法について

免疫療法とは、病気の原因となる物質を少ない量から徐々に増やして体内にいれて病気を治す治療です。アレルギー性鼻炎では「減感作療法」として注射による治療が従来より行われてきました。
しかし、注射による免疫療法は、注射による痛みがあることと通院が大変という問題がありました。より簡易的に安全に行える方法として、舌下法が開発されました。

 

方法
スギ花粉を含むエキスを舌の下に滴下します。
最初の4週間は毎日1回、その後は花粉飛散期終了まで週1回行います。滴下は家で行い、毎日の通院は不要ですが、11月から4月にかけて1ヶ月に1回程度の通院が必要です。これを毎年繰り返します。
注射での治療に比べて、痛みがなく、通院が少なくなるメリットがあります。
治療期間は3年以上継続して行った方がよいとされています。3から4年舌下免疫療法をおこなった後には、中止後も長期にわたり効果が持続する可能性があります。
治療を開始してすぐにスギ花粉症がなおる訳ではなく、また統計によると、免疫療法をした方の全員が治る訳ではありません。

 

副作用は?
消化器症状、蕁麻疹、喘息発作などの全身副作用が稀ですが報告されています。アナフィラキシー反応の報告はありませんが、初回投与、増量期には充分な注意が必要です。

 

治療をご希望の方は舌下免疫治療薬発売後より11月末までの治療開始をおすすめいたします。

お問い合わせ


 
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