ほうけい手術での保険適用となるのは真性包茎と一部のカントン包茎だけです。
それ以外の包茎手術は、健康を替えしたり、病気を治すという目的ではないため自由診療となります。
当サイトでは、保険適用となる包茎手術を受ける際の手術方法や費用、医療費控除について解説していきます。
保険適用でのほうけい手術を検討中の方は是非参考にしてください。
情報引用先:包茎の全4種類
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ほうけい手術で保険適用される包茎の種類は真性包茎と一部のカントン包茎のみ
包茎手術において健康保険が適用されるのは、医学的に治療が必要と判断される真性包茎と一部のカントン包茎のみです。
- 真性包茎:陰茎癌や性病リスクが高まったり、性交渉が困難
- 一部のカントン包茎:その状態のままでは細胞が壊死する可能性が高く緊急性が高い
情報引用先:保険診療の包茎手術とは
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保険適用時の手術方法は環状切開術・背面切開術・作図法の3つ
包茎手術を保険適用で受ける場合、環状切開術と背面切開術、作図法の手術手法のみとなります。
包茎手術法 | 特徴 | リスク・デメリット |
1.環状切開術 |
|
技術力の低い執刀医だとツートンカラーが目立ってしまうことがある |
2.背面切開術 |
|
傷跡が残り仕上がりが悪くなりやすい |
3.作図法 | 機能面の改善のみを優先し、仕上がりは考慮しない | ツートンカラーなどの見た目の悪い仕上がりになる |
情報引用先:保険適用となる包茎手術法
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保険適用時の手術費用の総額は2~3万円
保険適用の場合、自己負担額は3割となり総額は20,000円〜30,000円ほどになるのが一般的です。
包茎手術の場合、診療報酬点数(1点=10円)に基づいて計算され、背面切開術が830点、環状切除術が2,040点と定められています。
手術前後の診察料や麻酔代、薬代、病院によっては入院が別途かかることがあります。
- 診察料:医療機関により異なる
- 麻酔代:医療機関により異なる
- 薬代:医療機関により異なる
- 背面切開術治療費:8,300円
- 環状切除術治療費:20,400円
ただし、保険適用の手術は、あくまで「病気を治すこと」を目的としているため見た目の仕上がりを重視することはできません。
情報引用先:保険診療の包茎手術とは
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保険適用時のほうけい治療費は医療費控除の対象
保険適用となる包茎手術は、医学的に治療が必要と認められた「治療行為」であるため医療費控除の対象となります。
保険適用の包茎手術で医療費控除の対象となる費用は以下の通りです。
- 手術費用(自己負担分)
- 診察料
- 麻酔代
- 処方薬代
- 術後の経過観察費用
- 通院にかかる交通費(公共交通機関利用分)
一方で仮性包茎など美容目的とみなされる包茎手術は、基本的に医療費控除の対象外です。
ただし、例外的に控除対象となる可能性があるケースは以下の通りです。
- 真性包茎を自由診療で治療:保険適用外のクリニックで真性包茎手術を受けた場合
- 医師が医学的必要性を認めた場合:診断書等で治療の必要性が証明できる場合
- 合併症のリスクがある場合:炎症を繰り返すなど健康上の問題がある場合
なお、医療費控除を受けるためには、必要な書類(領収書・診断書)を準備し、医療費控除の明細書を添付して確定申告する必要があります。
情報引用先:医療費控除とは?包茎手術は対象になるのか
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ほうけい手術の保険適用は1つのメリットと5つデメリット
保険適用でのほうけい手術のメリット・デメリットをまとめた結果、1つのメリットと5つデメリットがありました。
情報引用先:保険適用となる包茎手術法
- 保険適用により3割負担と格安
- 担当医の専門性不足
- 皮の突っ張り
- 手術後も皮がかぶる
- 仕上がり(見た目)の問題
- 仮性包茎は対象外
経済面でのメリットに比べると圧倒的にデメリットの方が多いことが理解できると思います。
ここからは、5つのデメリットの詳細について解説していきます。
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1.担当医の専門性不足
保険適用の包茎手術を行えるのは泌尿器科です。
泌尿器科では尿や生殖器などを広く扱っており、包茎改善を専門的に行っているわけではありません。
そのため在籍する多くの医師は包茎手術の経験がほとんどありません。
- 手術経験が少ない
- 個々で異なるペニスの形状に対応できない
- 仕上がりまで意識できる医師がほとんどいない
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2.皮の突っ張り
保険適用手術でよくある問題として、手術後の皮の突っ張り感があります。
これは包皮を切りすぎたり縫合が雑になったりすることで、皮が適度に余っていないために起こる現象です。
- 包皮の切除しすぎ
- 縫合技術の不足
- 非勃起時・勃起時のサイズ感を考慮していない
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3.手術後も皮がかぶる
包茎手術をしたにも関わらず、術後も亀頭が包皮で覆われてしまっているというケースも保険適用の手術ではありえます。
前述の「皮の突っ張り感」とは逆で、皮を残しすぎてしまった結果起こる現象です。
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4.仕上がり(見た目)の問題
保険適用の手術では仕上がりが悪くなることがほとんどです。
そもそも保険適用の包茎手術では「機能の改善」のみにフォーカスがあてられ「仕上がり」や「見た目」については考慮されていません。
- 傷跡を隠すための配慮がない
- 縫合が雑
- 目立たない処理が行われない
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5.仮性包茎は対象外
仮性包茎は自力で皮を剥けることができるので、最低限の衛生状態を保つことができ性交渉も問題なく行えます。
このため日常生活で支障がなく、健康を害することがないため健康保険の対象外となっています。
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ほうけい手術の保険適用での質問や疑問5選
1.真性包茎かどうかはどうやって判断しますか?
真性包茎かどうかの判断は、平常時と勃起時の両方で確認する必要があります。
まず包皮が亀頭を完全に覆っているか、手で包皮を引っ張っても亀頭を露出させることができないかをチェックします。
勃起時の状態確認が特に重要で、勃起しても亀頭がまったく露出しない、または包皮を無理なく剥けない場合は真性包茎の可能性が高いです。
ただし、自己判断に過信せず医師の診断を受けることが大切です。
情報引用先:自分でできるタイプチェック
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2.カントン包茎の場合、必ず保険適用になりますか?
カントン包茎の場合、必ずしも保険適用になるわけではありません。
保険適用となるのは、機能的な障害がある場合や緊急性の高い嵌頓状態になった場合に限られます。
具体的には排尿困難や亀頭包皮炎を繰り返すなど医学的に治療が必要と診断されたケースが対象で、これは包皮が亀頭を強く締め付けて血行不良や組織の壊死リスクがある状態を指します。
情報引用先:カントン包茎が「戻せない」状態とは?
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3.保険適用のかんとんほうけい手術はいくらですか?
保険適用のカントン包茎手術は約1万円程度です。
これは保険診療の適用により、手術費用以外も保険適用されるため費用を抑えられるからです。
一方、自由診療の場合は10~30万円程度となり見た目にこだわった手術ができますが、医療機関や手術方法によって費用に幅があります。
保険適用か自由診療かは医師の診断により決定されます。
情報引用先:カントン包茎の手術費用は?
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4.泌尿器科と美容外科のどちらがいいですか?
泌尿器科と美容外科のどちらが良いかは、手術の目的によって異なります
- 泌尿器科:保険診療で機能面の改善を目的
- 美容外科:手術跡が目立たない、仕上がりにも配慮が欲しい目的
情報引用先:包茎手術は泌尿器科か専門クリニックどちらが良い?
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5.保険適用手術と同時に自費治療は受けられますか?
保険適用手術と同時に自費治療は受けることができません。
これは混合診療と呼ばれ、日本の医療保険制度では原則として禁止されています。
混合診療とは、一つの病気や怪我に対して保険診療として認められている医療行為と自由診療の医療行為を併せて行うことです。
これは国民皆保険制度を守るためで、一部でも自由診療を含めてしまうとすべて自己負担になります。
つまり「保険で包茎だけ治して、見た目は自費でキレイにしてもらおう」という考えは実現できず、保険適用か自由診療かのどちらかを選択する必要があります。
情報引用先:混合診療の原則禁止とは?
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