山口市 ひまわり耳鼻咽喉科クリニック 083-932-8733

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のどの病気

のどの病気

喉(のど)とは

のどは咽頭と喉頭に分けられます。喉頭は声を作るとともに、食事が気管や肺に入らないように仕分けをしています。
のどの病気では、飲み込みの異常・声のかすれ・息苦しさ・喉の痛みやつかえ感など様々な症状を引き起こします。
これらの症状を自覚されたら、耳鼻科への受診がおすすめです。

急性咽喉頭炎

いわゆる「のど風邪」と呼ばれるもので、原因はウイルスの感染や細菌感染が主ですが、鼻炎から発症することもあります。のどの不快感、痛み、発赤、嚥下痛(えんげつう)など喉の症状に加えて、37~38度位の発熱、倦怠感、声がれ、乾いた咳、のどの乾燥感、異物感などが急性喉頭炎の症状です。
特効薬のようなものは残念ながらありません。症状を和らげる対症療法がメインです。

急性扁桃炎

急性扁桃炎は、扁桃(のどちんこの両側にある部分)がウイルスや細菌に感染して炎症を起こす病気です。主な症状は、のどの痛み、発熱、全身の倦怠感などです。治療は、対症療法と抗菌薬の投与が中心となります。

扁桃周囲膿瘍

扁桃周囲膿瘍とは、扁桃炎をこじらせ、扁桃の周りに膿が溜まってしまう病気です。
原因は主に溶連菌やブドウ球菌などの細菌が過剰に増殖して、扁桃の炎症(扁桃炎)がさらにひどくなって周囲に広がります。
症状としては咽頭痛、高熱、嚥下困難、声がくぐもってしまうなどです。扁桃炎と同じような症状ですが症状は強くなり、多くの場合唾も飲み込めない状態となります。
治療法は膿が溜まっているところを切開して、膿を出します。
再発しやすい傾向があり、再発を繰り返す場合には、入院して扁桃を摘出する手術(扁桃摘出術)が検討されます。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスは、A型・B型・C型の3種類に大別され、毎年冬に流行し、非常に強い感染力があります。問題となるのは主に、A型とB型です。
インフルエンザの潜伏期間は概ね1~5日で、2~3日程度(長い方は1週間程度)の高熱が続きます。
発熱の他に、寒気、頭痛、関節の痛み、鼻水、鼻づまり、咳、のどの痛み、腹痛、下痢などが主な症状です。
インフルエンザ予防の基本はワクチン接種を受けることです。 もちろん、ワクチンを接種したら絶対にインフルエンザにかからないという事ではありませんが、万が一インフルエンザにかかってしまった場合に重症化を防ぐ効果があります。
インフルエンザにはウイルス増殖を抑える薬が存在します。吸入薬(リレンザ など)やタミフル(内服薬)、ラピアクタ(点滴)などです。ただ、発症後48時間以内に使用しないと、それほど効果は望めないとされています。

味覚障害

味覚障害の原因には、様々あります。亜鉛などの栄養素欠乏、貧血、薬の副作用、加齢などです。また、味覚障害と思ったら、実は嗅覚が低下しているだけということもあります。
治療は原因に合わせて行います。採血で亜鉛や銅などの栄養素の確認、貧血の有無を確認して、欠乏していれば補充のお薬を飲みます。また薬が原因であれば、その薬を中止します。
障害が長引くほど治りにくく、高齢者では特にその傾向が強いので、早めの治療が必要です。

声帯ポリープ

声帯にできる球状のこぶを「ポリープ」と呼びます。声帯ポリープができると、声がかれる、声がかすれる、声を出しにくいといった症状が現れます。
声の酷使、喫煙、声帯の急性炎症が主な原因となるため、ヘビースモーカーの方、よく飲酒される方、大きな声を出す機会が多い方になりやすい病気です。
大きな声を出さず安静を保つことが大切です。喫煙されている方は、禁煙も治療になります。炎症が酷い場合には、病院でネブライザー吸入をしたり、内服薬やステロイド吸入薬を投薬することもあります。これらの炎症を抑える治療が無効で、ポリープが自然治癒しない場合には、連携病院で手術を行うこともあります。

いびき・睡眠時無呼吸症候群

1時間あたり5回以上無呼吸や低呼吸が発生し、熟睡できず、日中に異常な眠気を催すことを睡眠時無呼吸症候群といいます。
睡眠時無呼吸症候群の発見の手がかりは、”いびき”です。昔からいびきはかいていたが最近それが激しくなった、息が止まると言われるようになった、昼間の眠気で困るようになった、などの症状で睡眠時無呼吸症候群を疑います。
睡眠時無呼吸症候群の検査や治療法など詳しくは特設ページをご覧ください。
睡眠時無呼吸症候群

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